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ペットと人の共生

当blogの旧バージョンで書いた記事の再掲です。



私の実家には、犬と猫それぞれ一匹ずつがいます。しかし、親は動物がかなり苦手です。苦手どころか嫌っていると言ってもいいです。私や兄弟が幼かった頃など、どれほど頼んでも金魚一匹飼わせてもらえませんでした。

そんな親が何故、犬と猫を飼っているか。職場の人に押し付けられたからです。

親の職場は、地方にしては不特定の多くの人が行き交う場所にあります。こういう場所は、動物廃棄場となることが多々あるようです。捨て去られた現場の人々は対処に困ります。保健所に任せるのは電話一本。自分が電話をすることで目の前の動物が殺されると知りつつ、何のためらいもなく電話をする人ばかりではありません。誰かが引き取れないだろうか!?と苦慮するわけです。そんな状況で、


あなた独居老人(*)なんだから一匹ぐらい引き取りなさいよ! ボケ防止になるわよ!!


引き取り手の矛先が私の親に向いたことが2回、職場の大御所の人にかなり強引に押し付けられたらしいんですが、そんな経緯で、動物嫌いのはずの私の親は、犬と猫と一匹ずつを飼っているわけです。

* 親を独居老人にさせていることには、非常に申し訳なく思っています。実家から通勤できる範囲で仕事さえあればいつでも戻るのですけれども、転職はなかなか思うようになりません。独居老人というテーマについては機会をあらためて。



ここまでが前置きで、次に冒頭に引用したAFPの記事について。


ペットがエコかどうか!??


たいへんにくだらない話です。ペットに限らず、危機が目前に迫ってきてから? やれ何がエコ/エコでないという発想が愚かしいです。気候変動問題が顕在化する以前から、人間の乱獲や自然破壊でそれこそ絶滅に至った動植物などいくらでもあります。気候変動問題では輪をかけて様々な動植物がさらに存続の危機に瀕しています。そういえばAFPさんでもコアラやペンギンの危機に関するニュースもありましたね。

人間が、自然の存続を危ぶませるほど活動規模を大きくしてたことが根本的に問題です。とはいっても、人間の活動は急に止められませんし、荒唐無稽な無責任娯楽映画のように急に人口を減らす手段もありません。そして現実は、人間の活動は抑制されるどころかますます拡大しています。昨今の景気低迷にあっても尚、温室効果ガスは増加していますし温室効果ガスの観点をさておいても、乱獲乱開発による危機は進む一方です。少なくても人は日常の生活にあって、食材をムダにしたり、電気ガス水道をムダにしたりしている場合ではないんです。


ですので、この期に及んでガソリン1Lあたり15kmも走らんクルマや、イメージばかりがエコで実はそうでもない大画面液晶テレビなんて論外です。

ハイ、中型犬1匹のエコロジカル・フットプリントが年間走行距離1万キロの四輪駆動車1台の2倍に相当するなんて、そんな試算以前の話です。



いえ、人間側の自業自得な観点はさておくとしましょう。次に、動物を擬人化するつもりは全くありませんが、動物の側を少し考えてみますに。

・首輪をつけられ
・首輪でなければ檻に閉ざされ
・自由な恋は許されず
・恋どころか友人さえも制限され
・根本的に去勢手術を施され
・逃げ出したところで連れ戻されるか施設で殺される

私が一生懸命可愛がっているから動物は幸せですか!? あなたが誰かに一生懸命可愛がられながらもこれらの不自由を強いられたら、本当にそう思いますか!? それとも人間が可愛がるためなら、動物達のこれらの不自由も止むを得ない代償ですか!?

別に動物の命や自然を一切脅かすべきでないなどとは言っていません。何より人間は牛や豚や鶏や魚その他を散々殺し、文字通り食い物にしてきました。人類が動物を思いやろうという意思/行動は根本的に矛盾をはらんでいます。

しかし、生きるため捕食と、愛玩のためにわざわざ動物の自由を奪うことは全く別の話ではないでしょうか。当然ですが、生きるための捕食も過剰であってはならないですね。少なくても、膨らんだ胴回りを気にしながらもグルメだスイーツだ食べ歩きだなんてゲスですよ。どこかの歌手が鷹を2匹飼っていたとか、どこかの画家が梟を飼っているとか、もう悪趣味も極みです。


いえ、既に何千年もの、人間と動物の共生の歴史はあります。人間と動物が、人間の生活空間の中で共生すること全てがおかしいとは言いません。

ただ、わざわざペットショップで、人間に可愛いと言わせ/高く売るために品種改良された動物や、遠い外国から拉致した動物を金でやり取りするなんてことは!?




以上が以前の記事の焼き直しです。なお、この記事を掘り起こそうと思ったきっかけは、大型ショッピングモールでペット入場可能なエリアの拡大や設備の充実化が図られているニュースが聞こえてきたからです。


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